診療方針
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診療コンセプト
「歯」にも予防する習慣を
米国のように予防医学が進んだ国では、各家庭にかかりつけの歯医者がいるのが当たり前です。病気にならないように、自覚症状がなくても歯医者に通っているのです。
国内では人間ドックなど歯以外の病気予防は浸透していますが、残念ながら歯については定期検診を受ける人はまだまだ少数派です。症状が出る前に悪いところを治療する、あるいは悪くなる前にしっかり予防する。そうすることが、結局一生を通して見た場合の歯医者に通う時間や費用を軽減するものと私は信じています。
当院では、歯の病気をきちんと治療することはもちろんですが、予防にも重点を置いた診察を心がけています。
詳しくは当院での予防歯科をご覧ください。
個室感覚の診療室で周囲を気にせず治療
予防を徹底していても病気になってしまうことはあります。
治療に関しては、患者さんのお口の中の悩みを良く聞いて、納得いくまで相談して治療方針を決めていきます。
当院では、患者さんのプライバシーを配慮し、各診療室をパーテーションで区切っておりますので、隣の方を気にすることなく治療を受けていただくことができます。
徹底した予防法指導&メインテナンス
ご家庭での予防法を徹底していただくため、当院では歯科衛生士が正しい歯みがきなどの基本的な予防法に加えて、患者様お一人ひとりの歯の状態に合わせた専門的な予防指導も実施しています。
また、定期検診にお越しいただいた際には、普段の歯磨きでは落としきれない汚れも徹底的にクリーニングいたします。
やり直しのない治療のために
せっかく虫歯の治療をして詰めた歯が、外れてしまったり割れてしまったりすると、やり直さなければなりません。
歯が外れてしまったり割れてしまう原因のひとつとして、装着の際の微妙な誤差にあります。
削った部分と、装着する歯の間に隙間があると、そこに食べかすなどが挟まったりして脱離の原因になります。
当院では、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を導入し、上記のような”やり直し治療”をできるだけなくせるよう努めております。
歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)は、歯の根の部分や、削った歯と詰め物の隙間、歯周ポケット(歯と歯ぐきの間)など、肉眼では確認が困難だった箇所への処置も可能にしました。
詳しくは、マイクロスコープを使用した精密歯科治療をご覧ください。
当院の衛生対策
殺菌スリッパ
患者様にご利用いただくスリッパは、専用の機械にて常に殺菌しています。
治療器具の取り扱い
グローブ、エプロン、コップなどは一回の使い切りで、基本的な治療器具は一人分ずつパックして保管しています。
切削器具の滅菌
切削器具などの滅菌には、オートクレーブ(高圧蒸気減菌)とホルマリンによるガス減菌を併用しています。
オートクレーブのみを使う通常の滅菌では、徐々に器具の切れ味が鈍るため、結果的に治療に時間がかかり患者様に負担をかけてしまいます。
当院ではガス滅菌を併用することで、常に清潔かつ高機能の器具で治療に臨んでいます。
口腔外バキューム
診察台の脇には、口の中の水や唾液を吸うバキュームとは別に、削った時や磨いた時に出る粉塵を吸い込む専用バキュームを用意しています。