治療の流れ
▲下線部をクリックするとその項目まで移動します
来院・問診・カウンセリング
初診の方は、問診票にご記入いただきます。
その後、カウンセリングにて現在の症状、生活習慣等をお聞きします。
生活習慣病といわれている歯周病を治療するには、患者さんの日常生活(食生活、歯磨きの回数、睡眠時間等)を見直すことも重要です。
検査・診査
お口の中の検査および診査を行います。
- レントゲン検査
- 口腔内検査
口腔内検査について
歯ぐきの状態やお口の中の細菌などを検査します。
歯ぐきは、色や腫れ、歯周ポケット(歯と歯ぐきの境目の溝)の深さを調べます。
健康な歯ぐきの歯周ポケットは1~3㎜、中程度の歯周炎があると4~5㎜、歯周病が進行した場合は6㎜以上です。
また、お口の中の細菌を調べ、その後の治療方針を決定します。
治療方針のご説明
病気の原因や治療方法を動画でまとめた説明ツールを用いながら、治療の具体的な内容や期間、費用についてご説明いたします。
治療開始
治療を開始します。
治療の内容によって手順が異なりますので、それぞれのページをご覧ください。
悪い箇所を治す治療
健康なお口を取り戻す治療
歯をキレイにする治療
定期検診・メインテナンス
治療が終了した方は、定期検診・メインテナンスに移行します。
定期的(3~6ヵ月)にご来院いただき、お口の状態の確認、歯石除去等を行います。
虫歯や歯周病の再発・悪化防止には、定期的なメインテナンス、ご自宅での正しいブラッシングが重要です。
米国のように予防医学が進んだ国では各家庭にかかりつけの歯医者がいるのが当たり前です。病気にならないように、自覚症状がなくても歯医者に通っているのです。
国内では人間ドックなど歯以外の病気予防は浸透していますが、残念ながら歯については定期検診を受ける人はまだまだ少数派です。
症状が出る前に悪いところを治療する、あるいは悪くなる前にしっかり予防する――。そうすることが、結局一生を通して見た場合の歯医者に通う時間や費用を軽減するものと私は信じています。
当院では、歯の病気をきちんと治療することはもちろんですが、予防にも重点を置いた診察を心がけています。
当院での予防歯科
歯磨き指導
歯科医院でいくらお口の中をキレイにしても、ご家庭での歯磨きが正しく行われていなければ、歯を予防することは困難です。
正しい歯磨きを見につけていただくため、当院では歯磨き指導を行っています。
歯石除去(クリーニング)
ご家庭での歯磨きでは落とせない歯石(虫歯の原因となる、歯垢が固まったもの)を、専用の器具で除去します。
フッ素塗布
フッ素とは、歯の再石灰化を促進する物質です。
歯の表面に塗ることで、酸に強い歯を作り、虫歯菌が酸を作るのを抑制します。
※フッ素は、虫歯の予防と初期の虫歯の進行抑制に対してのみ有効です。すでに穴が空いていたり、痛みが出てきているような虫歯はフッ素だけでは治りません。
シーラント
歯の溝を、フッ素を含んだプラスチックで塞ぎ、虫歯を予防する方法です。
特に、乳歯から永久歯に生え替わった時期の奥歯に使用します。
※永久的なお薬ではありませんので、定期的に行う必要があります。