歯をキレイにする治療(治療法)
▲下線部をクリックするとその項目まで移動します
歯のクリーニング
歯のクリーニング
ご自宅での歯磨きでは落とし切れない歯の表面のヤニや茶渋による着色を、歯科衛生士が専用の機械で除去していきます。
歯と歯の間など、細かいところはエアーフロー(自費)を使って除去すると、よりキレイになります。
歯のホワイトニング
ホワイトニングとは
ホワイトニングとは、日々の生活で染み付いてしまったステイン(タバコやコーヒー、お茶などの茶渋による着色)を落とし、本来の歯の色を取り戻す方法です。
身体に安全な、薬品や機器を使い、歯を漂泊します。
※効果や期間には個人差があります。
歯のクリーニングでご希望の白さにならなかった場合は、こちらもお試しください。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、患者様がご自宅で行う方法です。
当院でホワイトニング専用のマウスピースを作製します。
専用の薬剤と一緒に持ち帰っていただき、毎日数十分~数時間装着します。
ご希望の歯の白さになるまで繰り返し行います。
<ホームホワイトニングの特徴>
- 他の方法と比べ、白さが長持ちする
- 比較的低価格でできる
- 徐々に白くしていくため、時間がかかる場合がある
歯ぐきの黒ずみ除去
タバコのヤニなどで黒ずんだ歯ぐきをキレイにします。
専用の安全な薬剤で漂白する方法と、レーザー照射による治療があります。
どちらも安全で短時間で終わりますので、お気軽にご相談ください。
前歯の審美修復治療
審美修復治療とは
事故等で欠けてしまった歯を元通りに修復します。
また、保険適用の素材で前歯を治療した場合、しばらく経過すると歯と歯ぐきの間に内側の金属が露出してくることがあります。(これをブラックラインと呼んでいます。)
審美修復治療では、内側の金属が露出しない素材を使用します。(自費診療)
オールセラミック
オールセラミックとは、金属を全く使用せずに、陶器のみでできた歯のことです。
裏側に金属を使用していないので、歯肉の後退等で歯と歯ぐきの間に金属が露出(ブラックライン)してきたり、金属アレルギーの心配がありません。
また、歯科技工士が1本ずつ丁寧に作り上げるので、天然歯に限りなく近い色に仕上げることができます。
<オールセラミックの特徴>
- 金属を一切使用していない
- ブラックライン、金属アレルギーの心配がない
- 天然歯に限りなく近い色を再現できる
メタルボンド
メタルボンドとは、金属の表面にセラミックを焼き付けた被せ物です。
金属を使用していますが、保険適用の金属とは異なり貴金属を使用しているため、金属アレルギーを引き起こす可能性は軽減されています。
強度もあり、見た目も良いため、奥歯の被せ物にはおすすめです。
<メタルボンドの特徴>
- 貴金属を使用
- 金属アレルギーを引き起こす可能性は軽減
- 強度がある
- 天然歯に近い見た目
ファイバーコアポスト
<ファイバーポストの特徴>
- 材質が白いため、審美的に優れている
- オールセラミッククラウンを被せた場合、光を当てても金属の色が目立たない
- 強度もしっかりしているが、金属と違ってしなる性質があるので、歯が割れる可能性が低い
- 金属アレルギーなどの心配がない
ラミネートベニア
ラミネートベニヤは、歯の表面を一層削り、セラミックを貼り付ける方法です。
簡単な歯並びの改善、神経が無くなって変色した歯にも使用します。
以下のような手順で行います。
治療前の状態
歯の表面を薄く削ります
付け爪のような状態に作製されたセラミックを貼りつけます
見た目がキレイに改善されました
奥歯のメタルフリー治療
メタルフリー治療とは
従来から使用されている、いわゆる「銀歯」。これが原因で金属アレルギーやアトピー性皮膚炎を引き起こしているという例が確認されてきています。
メタルフリー治療では、この銀歯を取り除き、お口の中をキレイにするだけでなく、健康的な状態に戻します。
エステニア
エステニアとは、セラミック材とレジン材を配合させた金属を一切使わない素材のことです。
金属を一切使用しないため、金属アレルギーの心配がありません。
また、見た目は天然歯と同様に仕上げることができます。
奥歯の詰め物だけでなく、被せ物にも使用します。
<エステニアの特徴>
- 金属を一切使用していない
- 金属アレルギーの心配がない
- 天然歯と同様の見た目
マイクロスコープを使用した精密歯科治療
精密歯科治療とは
歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)は、歯の根の部分や、削った歯と詰め物の隙間、歯周ポケット(歯と歯ぐきの間)など、肉眼では確認が困難だった箇所への処置も可能にしました。
また、HDカメラを内蔵しており、治療内容を映像で記録することができるので、患者様にもご確認いただくことができます。
マイクロスコープが可能にする精密治療
虫歯治療
初期の虫歯は痛みがないため、自覚症状がほとんどありません。
それどころか、歯科医にも見つけられないことも多く、気づいたときには大幅に進行してしまっていることも珍しくありません。
マイクロスコープは、肉眼では見えない部分まで確認できるため、どんな小さな虫歯のリスクも見逃すことがなく、早期発見・早期治療に役立ちます。
また、最小限の範囲で虫歯を削ることができるため、健康な部分をより多く残すことができます。
被せ物の微調整
虫歯治療の際、削った後、歯を被せます。
この被せ物と、歯の削った部分には、肉眼では確認が困難な隙間ができてしまいます。
この隙間から菌が入り込み、再度虫歯になってしまう(二次う蝕)危険性があります。
マイクロスコープを使用して被せ物の微調整を行うことにより、歯との隙間をしっかりと埋め、二次う蝕の発生を防ぐことができます。
歯周病治療
歯周病治療では、小さな歯石の発見などに役立ちます。
また、歯周ポケットの測定もより正確に行うことができます。
歯の根の治療(根管治療)
虫歯が進行して歯の神経まで侵されてしまった場合、以前であれば抜歯するしかありませんでした。
根管治療は、歯の根っこにまで達した細菌を取り除く治療です。
しかし、歯の根っこの中は直接見ることができず、形も人それぞれ異なるため、肉眼では大変困難な治療です。
マイクロスコープを使用することで、根管治療の精度も上がり、これまでは抜歯の適応とされてきた歯も、保存が可能になるケースが増えつつあります。